今年も京都女子相撲クラブ杯を開催できることを心から嬉しく思います。また、各地から多くのご参加・ご支援をいただいていることに、心より感謝申し上げます。第三回目となる本大会も、女子相撲の魅力をより多くの方に知ってもらい、競技の発展につなげられるよう全力で取り組んでいきますので、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
私はもともと小学生の頃はバレーボールをしていましたが、兄に憧れて中学生から相撲を始めました。しかし、最初は全く勝てず、何度も悔しい思いをしました。それでも諦めずに練習を続けていくうちに、少しずつ力がついていき、試合でも勝てるようになりました。相撲は一見個人競技ですが、一人で強くなれるものではありません。日々の稽古を支えてくれる仲間、試合で切磋琢磨するライバル、そして応援してくれる家族や指導者の方々、すべての存在があったからこそ、自分が成長できたと実感しています。
この大会を開催する理由の一つに、女子相撲の環境をより良くしたいという思いがあります。現在、女子選手の数はまだ少なく、練習相手がいないことで続けることを諦めてしまう子も少なくありません。私自身、続けることで強くなれることを実感してきたからこそ、この大会を通じて、同じように悩む選手たちに「相撲を続けたい!」と思ってもらいたいです。京都女子相撲クラブ杯を通じて、仲間と出会い、相撲の楽しさを感じてもらえる場を作りたいと考えています。
この大会が、選手一人ひとりにとって新たな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。これからも女子相撲の発展に尽力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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